人物紹介
真壁 一騎/皆城 総士/遠見 真矢/羽佐間 翔子/春日井 甲洋/狩谷 由紀恵/要 咲良/近藤 剣司/小楯 衛
FAFNER・MARK ERF
 
 無口で一見冷たそうに見えるが、物心が付いた頃から父・史彦と2人暮らしで、料理が得意という家庭的な一面もある少年。抜群に優れた運動神経の持ち主だが、他人を傷つけるのが嫌いなため、友達とは積極的に付き合おうとしない。突然のフェストゥム襲来により、マークエルフのパイロットとして投げ込まれた戦いの中で、自分の中に潜むポテンシャル、そして自分の進むべき道に目覚めていく。

 
 一騎の親友であり、左の瞼から頬にかけての大きなキズが目を引く。大人びた物腰の少年。父親の公蔵は竜宮島の学校長であり、アルヴィスの司令官であり、母親は彼が幼い頃に死亡している。幼い頃に遊んでいて一騎にキズを負わされた。
島を守るファフナーたちと感覚をリンクさせる、ジークフリードシステムを満足に操ることの出来る今のところ唯一人の存在である。

 
 一騎や総士たちとは幼馴染の間柄で、フリークライミングが趣味の活発な少女。物事をハッキリ言う方なので、しっかり者と思われがちだが、恋愛に関してはかなりおくて。母の千鶴は島で唯一の開業医、姉の弓子は養護教諭という医者一家の次女ながら、包帯を巻くのもおぼつかないほど不器用である。

 
 真矢の親友の女の子。生まれつき体が弱く、学校も休みがち。外出時には日よけの麦わら帽子が欠かせない。高台の住宅に理科教諭の母・容子、飼い猫のクーと一緒に暮らしている。一騎に憧れ、真矢にはそのことを明かしているが、本人にはなかなか思い切って気持ちを伝えることができない。

 
 家は喫茶店、両親の正浩と諒子に隠れてこっそり仔犬を飼っていたりする、優しい少年。翔子に想いを寄せていて、体の弱い彼女のことを何かと気遣ってくれる。後にマークフィアーのパイロットとして、ファフナーを駆り過酷な運命に身を投じることになる。

 
 中学現国教諭。美人だが性格はきつめで、陰日なたのある人物。アルヴィスでは戦闘スタッフの一員として、一騎たちを指揮する立場にある。昔、家族を無くしてからはずっと島で一人暮らしをしており、真矢の姉・弓子とは幼馴染の間柄。

 
 要流柔術道場の一人娘。勝気な性格で、男子の剣司や衛も頭が上がらない。母の澄美は体育教師。父親の誠一郎は、フェストゥムとの緒戦に於いて迎撃機で出撃し殉職。父の遺志を継ぎたいという想いが、彼女を戦いへと駆り立てる。

 
 イケメンを自認する、軽薄な少年。彼にとって学校は勉強より女子、特に下級生と仲良くする場である。母の彩乃は数学教師。飄々とした一騎に一方的にライバル心を抱いており、しばしば挑戦するが軽くあしらわれ、いなされることの繰り返し。

 
 おっとりしていて、剣司のナンパに付き合わされたり、咲良の稽古台にさせられたりと他人に巻き込まれやすい性格。連載マンガ『機動侍ゴウバイン』を毎号楽しみにしているが、作者の正体が父・保であり、母・千沙都がそのアシスタントであることは知らない。

 フェストゥムに対抗するため人類が創った、巨大な戦闘兵器。竜宮島のファフナーはノートゥング・モデルと呼ばれ、搭乗者のポテンシャルによって、とりわけ強大な力を発揮するタイプである。基本的に人型で、各種装備を追加することで様々な局面に対応できる。一騎が搭乗したのは11番機・マークエルフ。ちなみに、ファフナーとは北欧神話に登場する、宝物を守るため竜に姿を変えた巨人のこと。